2011年2月14日月曜日

ギリシャ問題深刻化でリスク資産離れ、金融危機への進展警戒も

 [東京 6日 ロイター] 東京市場でリスク?リダクションの動きが広がっている。ギリシャ債務危機の影響が他の欧州諸国にも広がる可能性があるとの懸念が強まり、マクロ系ファンドと呼ばれる海外投資家は、債先売り?株買いの反対売買に踏み切ったとみられる。
 市場には「欧州新興国の一部通貨が対ユーロで下落しており、中東欧からの資金流出が広がれば、リーマン?ショックのような金融危機は不可避」(邦銀)との指摘もあり、主要投資家は模様眺めを余儀なくされている。
 <日経平均、一時2カ月ぶり安値>
 株式市場では日経平均が大幅反落した。大型連休中に欧米株式市場が大幅安となった流
れを引き継ぎ、リスク許容度が低下した海外勢による売り注文が殺到。日経平均株価は一
時、前週末終値より350円超安い1万0600円台と、ザラ場としては約2カ月ぶりの安値を付けた。
 ギリシャ問題に関しては「財政リスクに加えて国内のデモによる政権リスクという新たな悪材料が意識され始め、ギリシャ問題への対応が遅れたり、誤ったりした場合、ユーロ安が進行してクロスでドル/円に波及することが、日本株に対する最大の下押し圧力になる可能性もある」(みずほ総研調査本部の長谷川克之?市場調査部長)との見方が多い。
 オーストラリアによる利上げ?新税の導入に加え、中国の預金準備率引き上げもリスク資産離れを誘発した公算が大きい。
 マネックス証券の村上尚己チーフエコノミストは「投資家のセンチメントを悪化させたのは、新興国経済の減速リスクではないか。中国は利上げしないまでも不動産投資抑制政策を進めており、同国や香港の株価は軟調になっている。オーストラリアなどの資源国は利上げを続けている」と指摘する。
 債券市場では、海外ファンドが国債先物の売り持ちを解消したため、中心限月6月限が一時、約2カ月ぶりの140円台に上昇。長期金利は2009年12月22日以来、約4カ月半ぶりの低さとなった。
 <主要投資家は手控えムード>
 しかし、いずれも朝方の取引一巡後は動意が薄らぎ、新規ポジションを構築する動きが限られたのは、今回の混乱が金融システムに影響を及ぼしかねないリスクも伴っているからだ。連休の谷間とあって主要投資家のフローも観測されなかった。
 欧州と国際通貨基金(IMF)が合意したギリシャへの融資規模は3年間で1100億ユーロ。それでもソブリン?リスクに歯止めがかからなければ、資金調達コストの上昇を通じて支援対象が拡大する可能性がある。より経済規模の大きいポルトガルやスペインへの支援が必要になれば、融資規模がさらに膨らみ、支援の中心になり得るドイツやフランスが負担に耐えられるかどうかは不透明だ。
 市場では「ポルトガルは、公的債務の大きかったギリシャと異なり、民間金融部門の海外借り入れが大きいため、金融システムにダイレクトに影響を与える可能性がある」(みずほコーポレート銀行の唐鎌大輔マーケット?エコノミスト)との懸念もくすぶる。
 JPモルガン証券の黒田真琴ストラテジストは「欧州銀行のエクスポージャーを意識してドル資金調達市場でもLIBORフィクシングが急騰しており、金融システムリスクを抑えるという目的での緩和策が欧州中央銀行(ECB)や米連邦準備理事会(FRB)に期待される局面にまで達している」と指摘。「リーマン?ショックと同様にリスクの震源地に対する実際のエクスポージャーが限定的でも、インターバンク市場での資金調達難が危機に発展する可能性はあり、LIBORの急上昇やレポ市場の流動性低下が続くことには注視が必要」とみている。
 (ロイター日本語ニュース 山口 貴也記者 ;編集 山川 薫)

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引用元:三國志 専門サイト

2011年2月10日木曜日

業績上方修正銘柄に明暗、市場はシビアにコンセンサス比較

 [東京 27日 ロイター] 2010年3月期業績予想の上方修正が相次いでいるが、マーケットはシビアに市場コンセンサスとの比較をしている。前期の増益予想はかなり株価に織り込まれており、上方修正といえどコンセンサスを下回った決算にはネガティブな反応を示す。
 11年3月期も大幅な増益が予想されているが、現時点の予想株価収益率(P rmt CABAL
ER)は30倍強と、ある程度の増益を織り込んだ水準といえる。需要をけん引する中国の金融引き締め懸念などもあり、「大幅増益」というだけで買いに走れるほど楽観的にはなれないようだ。
 <明暗を分けた日立製作所<6501.T>とキヤノン<7751.T>>
 この日明暗を分けたのは日立製作所とキヤノン。キヤノンは12月決算だが、第1?四半期終了時 Maple story rmt
点で早くも通期の業績予想を上方修正してきた。デジタルカメラやオフィス用のレーザープリンターが好調で従来3300億円としていた営業利益予想は3600億円に引き上げられた。市場では「ユーロの想定レートを円高方向(130円から125円01銭)に修正しながらも業績予想を上方修正したことで堅調な販売が続いていることをうかがわせる」(証券ジャ
パン?調査情報部長の大谷正之氏)と評価する声も出ていたが、同社株は前場で20円安(0.46%安)とさえない。
 一方、日立製作所<6501.T>はFOMCやGSの公聴会を控え全体相場が上値を重くするなかで、連日の年初来高値更新となった。26日に2010年3月期の通期連結業績(米国会計基準)予想を上方修正したことが好感された。 
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ヤノンは今期の業績上方修正、日立は終了した前期の上方修正だ。キヤノンの方がポジティブな株価反応となりそうだが、実際は逆の動きとなった。ともに業績期待から株価が上昇してきており、利益確定売りが出やすい状況には変わりない。むしろキヤノンは高値水準だが5日に付けた年初来高値を抜いていない一方、日立は連日の年初来高値更新と売りが出やすいと
いえる。直近の信用倍率もキヤノンが0.58倍、日立が2.18倍とキヤノンの方が需給妙味がある。
 <シビアにコンセンサス比較>
 明暗を分けたポイントは市場コンセンサスとのかい離にある。日立の10年3月期営業利益の市場予想は1500億円程度であり、2000億円まで引き上げられた予想に、市場では「株価は大きく上昇してきているが
、コンセンサスを上回る上方修正だ。HDDの好調さをみれば11年3月期の営業利益見通しは3000億円程度まで引き上げられるのではないか」(外資系証券)との声が出ていた。
 一方、キヤノンの営業利益予想は3600億円と市場予想の3712億円を若干ながら下回った。「今期予想は徐々に上方修正される可能性もある」(国内証券)との指摘もあ
るが、現時点でのコンセンサスに対する下方かい離がネガティブ材料視された格好だ。
 今期予想される増益を織り込むなかで株価は高値を目指すとの見方も多いが、現時点では業績好調であってもコンセンサスを下回ればいったんは売り材料視されることを想定しておく必要があろう。
 三菱UFJ証券?投資情報部長の藤戸則弘氏は「マーケットは11年3
月期業績も相当部分を織り込んでいる。PERが30倍強と先進国の中でも突出して高いのは今期の大幅増益を予想しているためだ。会社側も当初は控えめな業績予想を出すとみられるが、コンセンサスを下回ればいったん売られる可能性が大きい」と述べている。
 <営業利益だけではない比較対象、中国需要には慎重な見方も>
 コンセンサスとの比較対
象は営業利益だけではない。当期利益との比較でも厳しく「査定」される。代表的な中国関連銘柄の日立建機<6305.T>。中国やインドなど新興国向け需要の拡大が支えとなる見通しで、2011年3月期連結営業利益予想は前期実績から約2倍となる400億円と市場予想の397億円と同水準となった。だが、当期利益予想が70億円とコンセンサスの160億円程
度に比べ大きく下回り、前場の同社株は74円安(3.46%)の2063円と大きく沈んだ。
 インド子会社の連結化によるのれん代などが計上されるためだが、市場は「それを除いても少ない印象」(別の外資系証券)と厳しい。
 日立建機の前期では全地域が落ち込む中で中国向けは33%の伸びを記録。今期も23%増を見込んでいる。市場では「中
国は金融引き締めで景気を腰折れさせてしまっては雇用問題や格差問題などが噴き出してしまう。過度な引き締めは行わないだろう」(みずほ証券?エクイティストラテジストの瀬川剛氏)との見方が多いが、それでも「過熱する不動産市場を抑えるための抑制策はとられそうだ」(瀬川氏)とみられている。
 実際、中国の上海総合株価指数は年初から8.45%
下落。日経平均が4.79%、米ダウが5.86%上昇しているのとは対照的だ。金融混乱後、4兆元の財政政策を真っ先に打ち出し先進国に先んじて景気を回復させてきた中国だが、これまでのハイスピードには変化が出てくる可能性が大きい。
 政策効果で景気や企業業績が回復する一方で超低金利政策が継続され、株価には好環境が続いているが、政策効果
が薄れた後の景気の持続性を株価にどう織り込んでいくかが今後の大きな注目ポイントだ。
 (ロイター日本語ニュース 伊賀 大記記者 編集 橋本浩)

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整に終始
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引用元:三國志 専門サイト

2011年2月2日水曜日

「グラナド?エスパダ」モンスター殲滅ミッション











グラナド?エスパダ プラス
配信元ハンビットユビキタスエンターテインメント配信日2009/09/14

<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>

Productive Online RPG 『グラナド?エスパダ プラス』

イベント「僕らの街を守って!!」開催のお知らせ

? モンスター殲滅Mission ?











株式会社ハンビットユビキタスエンターテインメント(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:キム?ユラ、以下HUE)は、Productive Online RPG 『グラナド?エスパダ プラス』において、2009 年9 月15 日(火)よりイベント「僕らの街を守って!!」を開催することをお知らせします。

モンスターに襲われ、街々は崩壊の危険に晒されています。モンスターを殲滅し、街を守ることに成功すると報酬がもらえるミッション形式のイベントです。

イベント「僕らの街を守って!!」の詳細は下記の通りです。



< イベント「僕らの街を守って!!」について >



街にモンスターが攻め入ろうとしている!

開拓者の皆さん、モンスターの脅威から街を守ってください!



■ 開催日 :2009 年9 月15 日(火) 定期メンテナンス後 ? 2009 年9 月29 日 9:00



■ 対象 :全ユーザー



■ 内容 :

リボルドウェでは孝行娘クレア、コインブラでは事件を探すグルトルデ、オーシュでは友を訪ねしアンドレが、それぞれ街にモンスターが現れ困っています。彼らと会話をし、モンスター討伐の依頼(ミッション)を受けてください。ミッションには最大15 人まで参加でき、制限時間は60 分です。ミッションをクリアすると、各キャストから報酬がもらえます。

各街で受けられるミッションは1 日1 回までで、日付が変更されると(時刻 00:00)再挑戦が可能となります。












■ 報酬アイテム:下記よりランダムに選ばれた1 種類と家門名声値300 がもらえます。










■ 特設ページURL:

http://ge.hanbitstation.jp/news/event/2009/09/14-1700.asp




「グラナド?エスパダ プラス公式サイト



引用元:Reign of Revolution 情報局